2010年9月〜2011年7月

細かい作業 煮沸すれば剥がれます 材料費をかけない為に、無駄な削りを少なくする 材料は安い建築用杉材です 彫ってて飽きないことが大切
1.ミニチュアを作る 2.分割してレイヤーを作る。 3.パーツの寸法を採る 4.拡大し板を張り合わせ
彫刻する
5.こんな感じに
方法を探りながらの制作 綺麗に剥がれて良かった 目の素材は皆様お馴染の・・ 白髪鬼 白目むいてる人形ってありですかね??
6.顔面を剥がしたら
こんな感じ
7.こんな感じに顔が
剥がれます
8.目を入れる 9.ナマハゲ 10.白目を入れる
なんか面白い 体をでかくしなければ・・ この時点では瞳は眼球の外にあります 妻がアトリエに入ってきてビビってましたw 近所から怪しまれてそう
11.こんな感じ 12.体と合わせてみる。
ちょっと顔がでかい。
13.瞳の位置を確認 14.首の角度によって
躍動感が出ます。
15.髪を染めて
干しているところ。
瞳の位置を確定し内側に固定 髪の色がまだ薄い 知らない人が見たら・・ なめらかに なめらかになめらかに
16.瞳を内側から入れ
固定。
17.黒髪を付けてみる。 18.干した髪が不気味です・・ 19.徐々に仕上げる 20.また仕上げる
まだまだ先は長い ゴミ袋何枚分出したか・・ まだまだ彫る まだまだ 仕上げ
21.足も同様に
板を貼り合わせて彫る。
22.あっという間に
削りカスが溜まります
23.足の粗彫り
徐々に形を整える。
24.まだまだ彫る 25.仕上げていきます。
筋を強調 手の中を彫るのが大変 ひたすら彫って 形を追う 飛び散った血は俺の手のものです
26.ほぼ顔は
決まってきた。
27.手も同様に
板を貼り合わせて彫る。
28.手を彫り進める。 29.ひたすら彫る 30.左手も彫り始めます。
線維の方向を考慮。
粗彫り 妻に切らせる ベランダでの作業 粉がたくさん出ます 人差し指は足しました
31.どんどん彫ります。
まだまだ太いです。
32.波板。 33.ひたすら仕上げます。 34.こんな感じ 35.右手もひたすら
仕上げます
腕細いかな・・ 両手揃い踏み スタイロフォームです 3回重ね塗りしました 顔は命
36.こんな感じ。 37.左手は敢えて
大きくしてます
38.胴体の制作 39.波板に色を塗る。 40.顔は下地を塗っておく。
肌色が難しい 染料で隈取り 線を描くと手がプルプル 毛の生え方は俺参考 組み合わせてみる
41.肌色を塗る。
何度も失敗しました。
42.隈取りする 43.顔を描きます。
最も重要な工程。
44.手足も隈取りし、
毛を書き込む。
45.服を着せると
それっぽくなります。
智賢坊ではありません 適当に眼帯を
46.坊主の方が
筋が見える
47,伊達政宗風。
〜東京会所開き〜
車で運ぶために分割です 天井低くて刀が・・ 当初考えていたポーズはこの角度 囃子で命を吹き込みます ちょっと外は明るいですが
1.人形組み立て風景 2.会場に設置。
刀が天井に・・
3.別角度。 4.会所開きスタート! 55.ライトアップ!
眼帯間違ったかな ライトアップは効果的
1.下からライト 1.眼帯外しました。
【ひとこと】
9月の曳山サミットが終わってから東京会所開きまでの約8カ月間、プライベートの時間を全て人形に注いできました。
仕事が終わってからの2、3時間、土日祝日を全てこれに捧げ、気持ちが乗らない日でも「毎日少しでも前進」を
モットーに制作してきました。
これだけ自分の作品と向き合った経験は学生時代も一度もなく、真面目に向き合うとそれなりに気持ちが伝わるモノが
できると学んだと同時に、課題も山ほど出てくるものだなと感じました。処女作ならではの感想かも知れません。
人形制作の基本はモデルをよく見ることだと思います。筋肉、腕の筋、顔の表情など自分の体を参考にした部分が
多かったので、俺をずっと見てきたばあちゃん曰く、「おめーの手、顔そのままだな」と。
〜半裸に改造〜
(衣装も変えました)
ゼロから作るより面倒です 二の腕が少し短かったかも シンプルな顔に 21日の朝5時 20日の朝4時
56.右腕を裸に改造。 57.木を彫り込み
二の腕制作!
58.顔も隈取りを少なめにし
本来の顔を強調。
58.飛沫の札に誰か
気付いたでしょうか

58.別角度。
ツゲがあれば波も・・
波板の付け方も下手くそ 右足折れるか心配でしたが 自然な形にこだわった左手 友人が撮ってくれました
58.離れて見ると
課題がたくさん・・・
58.裏から見ると結構
前傾なんだけどなぁ。
58.大きめに作った左手。 58.真っ青な空の下で。
【ひとこと】
5月の東京会所開きが終わってから祭りまでの2カか月間で、より立派に見せる為に裸部分を増やしました。
急ぎの作業になった為、あまり写真は撮ってませんでした・・
外に飾らせて貰って感じたことは、狭い部屋で見るものとはまったく別のものになってしまうということです。
たまには近所の目を気にせずに外に出して見る必要があると痛感しました。

作品に力を込めるには技術よりも気持ちが大切で、また色々な人生経験が作品に深みを出すとはよく言われることです。次作があるかは分かりませんが、今できることは生きていく中で感じることを全て無駄にせず蓄積していくことだと思っております。
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